お米って、油もすごい!
日本人にとって切っても切り離せない存在である「お米」。炊き立ての白いごはんの匂いは、心と体を解きほぐしてくれるような存在。
そんなお米のポテンシャルは、「ごはん」として食べるだけにとどまりません。精米するときに生まれる「米ぬか」や「米胚芽」には栄養の約9割が凝縮されているとも言われています。 このお米のパワーをギュッと搾り取って作られるのが米油。
最近では、健康を意識する方や、料理をより美味しく仕上げるために選ばれることも増えている米油。その人気の秘密をへそのや編集部が調べてみました。
こめ油とサラダ油の違いとは?

スーパーの棚に並ぶサラダ油とこめ油。どちらも身近な存在ですが、「実際のところ何が違うんだろう」と、その違いを意識したことはありますか?
実は原料から使い勝手まで、大きな違いがあるんです。
そもそも「サラダ油」とは、特定の原料を指す名称ではないのだそう。「冷やしても固まらない」という厳しい精製基準をクリアしている植物油の総称であり、その原料は菜種や大豆など様々です。
一方、米油は文字通り「お米(米ぬか)」だけが原料。特に国産原料にこだわりたい方にとって、日本のお米から作られるこめ油は安心感も大きいと思います。
使い心地の面でも、こめ油は非常に優秀。最大の特徴は「酸化」への強さで、熱を加えても傷みにくいため、揚げ物をしている最中の独特な油のにおいも少ないです。サラサラとした質感なのでキッチン周りがベタつきにくく感じるという利点も。
お米の力を深掘り!
こめ油を語る上で欠かせないのが、お米特有のポリフェノールであるγ(ガンマ)-オリザノールという成分。
この成分は、こめ油以外の食物油にはほどんど含まれていないのだそう。健康維持をサポートする、こめ油特有の天然の栄養成分として注目されています。年齢とともに変化する毎日の健康や、いきいきとした食生活を応援してくれる成分です。
さらに、オリザノールは優れた「抗酸化作用」を持つことでも知られています。油そのものが熱や光によって酸化しにくいのはこの成分のおかげなのだそう。ミドルシニア世代の毎日の食卓にも、自然な形で良質な油を取り入れられるのが嬉しいポイントですね。
揚げ物だけじゃないんです

「こめ油は揚げ物によい」と聞くことも多いかもしれませんが、実はどんな料理にも活用できる万能選手。
揚げ物・炒め物に: 酸化しにくいため、カラッと軽やかに揚がり、時間が経ってもべちゃっとしにくいのが特徴。
生で使う: クセがなく、ほのかに香ばしさを感じるこめ油。自家製ドレッシングにも最適です。
お菓子作りに: バターの代わりにこめ油を使うと、しっとりと軽い仕上がりに。シフォンケーキに使用すると、油の質感がサラサラとしていて生地に馴染みやすいので、ふわふわ食感を楽しめます。
へそのやの「やさしい」油
毎日の食事の積み重ねが健やかな体につながるからこそ、頻繁に使う油には、妥協のない「本物」を選びたい。
へそのやが選んだ油は、今回ご紹介したこめ油をはじめ、どれも使うたびに心がホッとするような、素材の優しさが詰まったものばかり。
毎日使う油のアップデートに、ぜひおすすめのラインナップをご覧ください。
国産原料、軽くてさらさらした“やさしい”油。手作りドレッシングにもおすすめです。
香りのクセがないから、炒め物や揚げ物などオールマイティに使えます。
湯洗い製法など化学溶剤を使用せず、脱色・脱臭したクセのないサラダ油。
終わりに
「油を変える」ということは、実はとても手軽で効果的な「調味料のアップデート」になるかもしれません。 日本人が古来から大切にしてきたお米を、まるごと無駄にすることなく、最後の一滴まで油としていただく。そのことが、私たちの体にとって心地よい習慣になるなら最高ですよね。
お米のパワーたっぷりの「こめ油」をぜひ取り入れてみませんか?その軽やかさと、お米ならではの深い優しさを実感してみてください。
参考:農林水産省「米ぬかとこめ油」 https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/okome_summary/04/functio_nality_07.html
一般社団法人 日本植物油協会 https://www.oil.or.jp/
\ 暮らしのコラムやお手軽レシピを毎週更新 /

Share: